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アーネストの白手袋に萌えた勢いで書いてみました。
話では白手袋外してるけど。
遙か5の最萌えはアーネストかもしれない。
照れ顔が可愛くて可愛くて、あえて「照れてる?」とか聞くのが楽しい。
でも、桜智も帯刀も天海も好き。
ほかのキャラも好きだけど、「大人」なキャラに弱い自分…。
SSSは追記から。
ネタバレは含んでないです。
アーネストの白手袋に萌えた勢いで書いてみました。
話では白手袋外してるけど。
遙か5の最萌えはアーネストかもしれない。
照れ顔が可愛くて可愛くて、あえて「照れてる?」とか聞くのが楽しい。
でも、桜智も帯刀も天海も好き。
ほかのキャラも好きだけど、「大人」なキャラに弱い自分…。
SSSは追記から。
ネタバレは含んでないです。
ゆきは荒廃してしまった自分の世界を歩いていた。
近くには瞬や都といった幼なじみと共に、異世界から来た八葉がそれぞれのペースで歩きながら、つかず離れずの距離を保っている。
八葉同士で会話を交わす者、一人で周辺の様子を窺う者、と歩き方一つでも個性が出る。
目を細めて八葉の様子を見回したゆきは、ふと一人に視線を留めた。
彼はゆきの一番近く、真横に位置し、前を歩く都とチナミの喧嘩腰のやり取りを呆れ一割、楽しさ九割を含んだ眼差しで見ていた。
しかし、ゆきの視線に気づいたのか、顔と体をゆきのほうへと向ける。
「どうしました?」
「あ、ううん、なんでもない」
柔らかな眼差しと声音で問われ、特に理由もなくアーネストを見ていたゆきはふるふると首を振った。
その行為により視界がぶれ、拍子に地を覆う砂に足を取られてしまったゆきの身体が傾ぐ。
あ、と動いた唇から音が出る前に、その身体は隣にいた人物の胸元に引き寄せられた。
「大丈夫ですか?」
足を止めた二人を周りが窺うが、アーネストがなんでもないと笑みを浮かべ、ゆきを抱いていないほうの手を上げて軽く振る。
それを見て、八葉は歩む速度を落としながらも足を進めた。
その間、状況を掴みきれずに目を瞬かせていたゆきは、アーネストの腕が緩んだのを契機に顔を上げた。
しかし、見えるのはせいぜいアーネストの喉元から顎にかけて。
一歩引き、改めて彼を見上げる。
「ありがとう、アーネスト」
「どういたしまして」
アーネストは感謝の言葉に先程八葉に向けたのとは異なる柔らかく包み込むような笑みで応え、片手を差し出した。
「ここは足元が不安定ですね。お手をどうぞ、My Princess」
ゆきは素直にエスコートされたが、微かに目を丸くして重ねた手を見る。
その様子に、アーネストが歩きを促しながらも首を傾げてゆきの名を呼んだ。
「ゆき?」
呼び名に反応し、ぱっとアーネストの顔を見たゆきは、しかしすぐに視線を落とした。
その頬は赤く染まっている。
「ゆき、どうしました? 具合でも……」
アーネストの問いかけに、ゆきは首を横に振る。
「エスコートはいつもしてもらってるけど、今はアーネストが手袋をしていないから――」
その言葉に、アーネストが先程のゆきと同じように、重なった手に目を向ける。
普段の服装では常に白手袋をしているが、ゆきの世界に来ると勝手に変わっている服装では手袋がない。
しかし、それはアーネストだけではなかった。
「それを言うならばあなたもでしょう、ゆき?」
ゆきも、異世界では指先だけが出る手袋を身につけている。
だから、いつものようにエスコートをして、普段は触れない部分の肌に触れているのはお互い様なのだ。
そのことを意識すると、二人とも自然に重ねた掌が、なんとはなしに熱を持ってくるような気がする。
二人は今さらながらに襲ってきた照れに口をつぐんだ。
しかし、重なった手は離れることない。
砂の大地に、横に並んだ二つの歩幅が跡を残した。
後書
いつものようにエスコートをし、されて、なのに二人とも現代での服だからいつもは手袋越しなのに今回は素肌同士が触れ合って、二人ともそれを意識して照れてたりしたら可愛いのにな、という妄想。
書いてみたら一言で収まるんですが、せっかくなのでSSSに。
アーネストの照れ顔が本当に可愛くて…!
普段は大人びて見えるのに、焦るとちょっと幼く見えるのがまた可愛い。
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更新履歴ブログ「冴雫」。たまに小話か萌え語りカテゴリでSSS投下。
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