拍手&簡易コメ、ありがとうございました!
とても嬉しくて励みになります!
ここは、2010年のハロウィン企画ログ。
まぁ、企画って言っても会話文を置いてただけなんですが。
月森/土浦/志水/火原/柚木/加地/衛藤/王崎/金澤/吉羅があります。
吉羅さんは2つ。
ログは追記に収納。
とても嬉しくて励みになります!
ここは、2010年のハロウィン企画ログ。
まぁ、企画って言っても会話文を置いてただけなんですが。
月森/土浦/志水/火原/柚木/加地/衛藤/王崎/金澤/吉羅があります。
吉羅さんは2つ。
ログは追記に収納。
※会話文のみ
※時系列無視
※一部キャラの性格の誇張あり
「月森くん、Trick or Treat!」
「……君は、俺が菓子を持ち歩いていると思うのか?」
「ハロウィンだから、持ってるかな~と思って。持ってないの?」
「ああ」
「じゃあ、いたずらだね。う~ん……」
「悩むくらいならば、やらなければいいだろう」
「えー、駄目だよ。『Trick or Treat』だもん。……あ、決めた!」
「何をするつもりだ?」
「確か、貰ったお菓子についてたリボンが……あったあった。これを持ち手に結んで、っと」
「……何故、俺のヴァイオリンケースにリボンを?」
「これがいたずら。今日一日、外しちゃ駄目だからね! ほら、月森くんも言って?」
「…………Trick or Treat?」
「はい、お菓子。手作りだから、今度感想聞かせてね!」
「土浦くーん! Trick or Treat?」
「やっぱり来たか。ほらよ」
「さすが土浦くん、準備いいね。しかも手作り?」
「ああ。家でランタンを作らされて……。その時に使ったカボチャを使ってな」
「すごいね。ね、土浦くんも言って?」
「は? ……ああ、お前菓子配ってんのか。――Trick or Treat?」
「はい! 私も手作りだよ! 改善点とかあったら教えてね」
「香穂先輩」
「あ、志水くん。どうしたの?」
「とりっくおあとりーと、です」
「ふふ、来たね~! はい、お菓子」
「ありがとうございます」
「じゃあ、私も……。志水くん、Trick or Treat?」
「……あ、僕、人に渡す分を用意してませんでした。でも、確か……あ、あった」
「キャンディ?」
「はい。たまたまポケットに入っていたものですけど」
「嬉しいよ。ありがとう、志水くん」
「……だけど、それだけだと申し訳ないので……。先輩。今度、一緒にデザートを食べましょう」
「気にしなくていいのに。でも、楽しみにしてるね」
「はい、僕も楽しみです」
「香穂ちゃん、Trick or Treat!」
「……火原先輩。嬉しいですけど、お菓子を渡しながら言う台詞じゃありません」
「はは、いいからいいから。はい、どうぞ」
「ありがとうございます。はい、私からも」
「ありがとう! ……もしかしてこれ、香穂ちゃんの手作り!?」
「はい、そうです。自信作ですよ!」
「うわー、すごく嬉しいよ。ありがとう、香穂ちゃん!」
「どういたしまして」
「ああ、香穂子。こんなところにいたのか。Trick……」
「はい! お菓子ですっ!」
「人の言葉を遮らなるんじゃないよ。……しかも、市販品? ほかの人には手作りのお菓子をプレゼントしたと聞いた けど?」
「柚木先輩のお口に合うかわからなくて!」
「お前は気を回す部分が間違ってるよ」
「……先輩がお嫌でないなら、こちらの手作りのものを贈らせていただきます」
「よくできました。……お前は、言わないの?」
「いえ! もう、お菓子沢山貰いましたし……」
「ふぅん?」
「……とりっくおあとりーと」
「発音がなってないね。さて、残念ながら、俺はお菓子を持ってないんだ。どんないたずらをしてくれるのかな?」
「いえ、そんな、柚木先輩にいたずらなんて!」
「お手柔らかにお願いするよ、日野さん」
「………………ハイ」
「ねぇ、日野さん。何か、言うことない?」
「え?」
「今日は何の日だと思う?」
「ああ、ハロウィンだもんね。じゃあ……『Trick or Treat』」
「はい、どうぞ!」
「かっ、加地くん」
「うん?」
「嬉しいんだけど、量が多くない……かな?」
「日野さんに美味しいお菓子を食べてもらいたいと思って……。少し多くなっちゃったかな」
「……両腕で抱えるサイズの箱に山盛りなのは、『少し』多いってレベルじゃないような……」
「あっ、ごめんね。僕としたことが……。これじゃあ、持って帰るのが大変だよね」
「……うん、確かに帰り道が大変そう」
「ねぇ、日野さん。今日、一緒に帰らない? 荷物は僕が持つからさ」
「……じゃあ、お願いするね」
「うん! ふふっ、放課後が楽しみになったよ」
「……あ、加地くんも言って?」
「え? ……ああ。『Trick or Treat』?」
「はい、どうぞ」
「ありがとう! ……もしかして、手作り?」
「うん」
「うわ~、嬉しくて、なかなか食べられそうにないよ」
「……早めに食べてね」
「あ、衛藤くん」
「香穂子か。何か用?」
「ふっふー、今日はハロウィンだよ! Trick or Treat?」
「……Trickだったら何するつもり?」
「ネタばらししちゃったら面白くないじゃない」
「ま、そうだな。ほら」
「ありがとう! ……実は、準備してないかと思ってた」
「弟が準備してたから、余ったの貰ったんだよ。で、香穂子? Trick or Treat?」
「さすが、発音いいね。はい、これ。手作りだよ!」
「……あんたの手作り? 大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ! ちゃんと味見したし」
「ふーん。ま、ありがと」
「やあ、日野さん」
「王崎先輩! こんにちは。どうしたんですか、その荷物?」
「ボランティア先でお菓子を配っていたら、皆、俺にも沢山くれて……」
「ハロウィンですもんね。……私も、お菓子あるんですけど……」
「俺にくれるつもりだったのかな? 嬉しいよ」
「手作りなので消費期限短いんですけど、大丈夫ですか?」
「うん、もちろん」
「じゃあこれ、どうぞ」
「ありがとう、日野さん。……これは俺からだよ。いつも、ありがとう」
「こちらこそ、いつもありがとうございます!」
「先生~。『Trick or Treat』?」
「教師にたかろうとするな。俺は菓子なんぞ持ってないぞ」
「え~。じゃあ、いたずらですね」
「いたずらも駄目だ」
「なにしようかな。……あ、先生の髪、三つ編みにしてもいいですか?」
「聞いてないな。却下に決まってるだろう」
「……じゃあ、」
「あー、わかったわかった。菓子やるからちょっと待ってろ」
「持ってないって言ってませんでした?」
「確か、この間小旅行の土産だっつってクッキーを……。ああ、あった。ほら、これでいいだろ」
「……コーヒーつけてください」
「教師をこき使うんじゃない」
「お給料は、私の手作りカップケーキです!」
「お前さん、自由だな……。仕方ない、ちょっと待ってろ」
「はーい。あ、ミルクと砂糖もお願いします」
「……それは自分でやれ」
「……何か用かね、日野君」
「吉羅さんって、イベント事には興味なさそうですよね」
「ああ、ないね」
「だけど、今日はハロウィンですよ!」
「知っている」
「と、いうわけで、『Trick or Treat』?」
「……興味がない、と先程言ったばかりだが?」
「わかってます。言ってみただけです。でも、私からはプレゼントです。はい、どうぞ」
「……甘すぎるものは好かないんだが」
「吉羅さん仕様に、ちゃんと甘さ控えめです」
「それはどうも。……礼に、今度食事でもどうかね? デザートの美味しい店で」
「いいんですか!?」
「いたずらをされたくはないからね」
「もともと、いたずらする気なんてありませんでしたけど……。楽しみにしてます!」
「ああ」
※吉日新婚設定
「暁彦さん、おはようございます
「ああ、おはよう」
「ね、今日が何の日か覚えてますか?」
「今日?」
「はい。10月31日」
「……ああ、ハロウィンか」
「そうですよ〜。『Trick or Treat』?」
「残念ながら、手元に菓子はないな。帰りには買ってこよう」
「楽しみにしてます! でも、それはそれ。これはこれ。いたずら、させてくださいね?」
「何をするつもりだね?」
「内緒です。ひとまず、朝食にしましょうか」
「……ああ」
「……香穂子」
「ふふ、上手く描けたと思いません? ハートはともかく、名前は苦労したんですよ!」
「何故、今朝は朝からオムライスなのかと思ったら……。これが目的だったのかね?」
「いたずらですから。ほら、食べてください! 遅れちゃいますよ」
「では、行ってくる」
「はい。……あ、暁彦さん」
「何かね?」
ちゅっ
「行ってらっしゃい、あなた」
「……これもいたずらかね?」
「いたずらは一つとは限りませんから」
「……行ってくる。夜を楽しみにしていたまえ」
「あ、お帰りなさい、暁彦さん!」
「ああ、ただいま。……菓子だ」
「わあ! 美味しそう〜。ありがとうございます!」
「ああ。……香穂子」
「はい?」
「『Trick and Treat』」
「お菓子なら用意してますよ〜。暁彦さんも食べられる……ってあれ、今なんて言いました?」
「『Trick and Treat』」
「なんで『and』なんですか」
「菓子といたずらなどと二択にするつもりはないからだよ」
「……え?」
「朝は可愛いいたずらをしてくれたからね。それに応えるには、二つともやるくらいが丁度いいだろう」
「いえいえ、お菓子だけで十分です!」
「君はよくても、私が不十分なんだ。……まあ、話すのは後にして、まずは食事にしようか」
「そっ、そうですね! 準備はできてるので、今並べますね」
「……デザートが楽しみだ」
後書
今年はハロウィンをやってみたくて書きました!
会話文のみだけど。
吉羅さんだけ二つあるのは、二つ目が拍手お礼だったから。
書いてて、月森君はきっと香穂子に結ばれたリボンを捨てられないで取ってあるんだろうな、留学するときに見つけて思い出したりして知らず微笑んでたりとか…と思って萌えました。
加地君は性格を誇張しすぎました。
彼はどうにもネタに走ってしまう…。
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更新履歴ブログ「冴雫」。たまに小話か萌え語りカテゴリでSSS投下。
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